【雑学】パロサントは2種類あるって知ってた?

日本人が勘違いしやすいパロサントについての誤解

今日は、日本でも人気が高まっている「パロサント」という木についてお話ししたいと思います。
実は、パロサントと呼ばれる木は2種類あるんです!その違いや勘違いしやすいポイントをご紹介します。

まずはパロサントの名前でよく知られている2つの木をご紹介しましょう。

①ブルセラ・グラヴェオレンス(Bursera graveolens)
②ブルネシア・サルミエントイ(Bulnesia sarmientoi)

皆さんはいったいどちらが香木のパロサントなのかご存じでしたか?

香木のパロサントはブルセラ・グラヴェオレンスで、もうひとつは香木ではないパロサントなんです。

香木ではないパロサントのブルネシア・サルミエントイは、アルゼンチン、パラグアイ、ボリビアなどの地域に自生しており、密度が高くて重い木材が特徴です。建設や家具など、さまざまな用途に使われています。また、グアヤック樹脂が豊富に含まれており、抗菌作用や抗炎症作用があるとのことで昔から薬用としても使われてきました。

一方、香木のパロサントであるブルセラ・グラヴェオレンスは、エクアドルやペルーの乾燥した熱帯林に自生しています。この木は、燃やすと心地よい香りが広がることで有名です。また、乳香や没薬と同じカンラン科に属しています。木材、樹皮、樹脂がスピリチュアルや薬用、芳香目的で使われてきました。

では、なぜ勘違いが起こってしまっているのでしょうか?
それは、どちらも通称がパロサントという名前で呼ばれていることと薬効があるとされていることが原因にあります。
しかし、それぞれ異なる原産地や植物学的特徴、伝統的な用途を持っているため、正確に区別することが重要です。

これを知っている人は日本でパロサント通を名乗れるかもしれませんね?
これからパロサントを使う際には、ブルネシア・サルミエントイとブルセラ・グラヴェオレンスの違いを意識してみてくださいね。
どちらも素晴らしい特徴を持っていますが、用途や効果が異なるため、目的に合ったパロサントを選ぶことが大切です。

最後に、パロサントの購入や使用に際しては、サステイナブルな方法で収穫されたPaloSanto Marketのパロサントがオススメです。弊社ではペルー政府に認可を受けた現地のパートナーから直接輸入しています。
乱獲や環境破壊を防ぐため、エシカルな方法で調達されたパロサントを選びましょう!

これからも、パロサントを含む様々な自然素材についての情報をPaloSanto Marketよりお届けしていきます!

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